時短塗装に挑戦する。MGガンダムMK.Ⅱ編
どーも、くまちょんです。ご無沙汰しております。
先日、本屋さんでパラパラと立ち読みした模型雑誌に、エアブラシを洗わずに次の色を入れて吹くことができるよ、みたいな記事がありました。その雑誌は買わなかったので、詳しい内容や意図は解りませんが、色がくすむ事を考えなければ、まぁ可能な事だよな。確かに色を変えるたびの掃除の作業はかなりの手間だと思うし、自分はエアブラシ1本しか無いので、違う色に変えてまた元の色を吹きたいなんて事も屡々。
これは時短塗装になるかなと思い、何の予定の無かった休みに試してみることにしました。
下処理を簡単に済ませた状態のMGガンダムMK.Ⅱ(初代の物)がありましたので、この子を実験台にすることにします。
バラさず塗り分けしたいので、HGサイズだと無理だろうとゆう判断も入っています。
では、8時30分スタートです。
今回は手塗りをしないで済ませようとカメラ部分はそのままシールを使います。
顔を後ハメできるように一手間。額のカメラ部分にはマスキングしておきます。
バラすのはこれぐらいで塗り分けのマスキングもしませんし持ち手も着けません。軽く塗装を楽しむ気持ちで気楽に行きましょう。
まずは一色目、いつもの黒に近いグレーで影になりそうな所を塗り潰します、関節部も曲げて伸ばして奥まで黒塗りしました。
で、10時25分。
ネイビーブルーでランドセルや武器、肩の付け根を塗りました。
胸もネイビーブルーで良さそうですが、ちょっと配色を変えてみよう思いましてスルーです。
ハイパーバズーカも白とツートンにしてみます。
エアブラシを洗わず続けて使用しましたがこのぐらいの色の変化では気になりません。
ここで、11時4分。
ニュートラルグレーで武器のツートン部を塗りました。11時23分。
今回、本体の白い部分を少しグレーに振ってみようと以前GM用に調色した白いグレーを使います。
この白いグレーとニュートラルグレーを1対1で混ぜたものを白いパーツの下地として影色として塗ってある黒いグレーを縁に残す感じで塗りました。
12時4分。昼食にしようか迷いましたが続けます。
関節部にこれも調色したウォームグレーを吹きました。ここでも関節を曲げ伸ばししながら塗装しました。外装部に色が乗ってしまいますが気にしません。
12時35分。
黄色のパーツに黄橙色を吹きます。
ウォームグレーからでもさすがにそのまま黄橙色をカップに入れるのは躊躇いまして、カップ内をティッシュペーパーで塗料を拭き取りました。洗浄はしていません。
いい感じでくすんだ感があります。またここでもはみ出しは気にしません。1時8分。
赤いパーツはシャインレッドにしました。カップ内に残っていた黄橙色と混ざって優しい朱色になりました。
靴の部分も本来は赤いのですが、胸パーツと合わせて色を変えようと思います。
額、アゴとコックピットハッチの三箇所だけで洗浄もしないため10分掛からず、1時17分。
胸とシールドの藍色と靴をコバルトブルーで青色を強調してみることにします。グレーのマッチョボディに青色でイメージは、サンダーボルトのブルGです。
コバルトブルーは、なかなか発色しなくてかなり重ね塗りしましたが、いまいちしっくりきません、色が薄い?透明感があるのかな?青色の下地の必要性を感じました。
少し手間取り2時15分。
本体の白いパーツに自作の白いグレーを吹きます。
写真は撮りませんでしたが、黄、赤、青色のはみ出した所に白いグレーとニュートラルグレーを混ぜた物で少しリカバーしておきました。これもあまりきっちりとはしていません。ふんわりと雰囲気重視で。
縁の黒いグレーを残す感じで何度か重ね塗りしてこんな感じかなと思った所で止めました。
後で思うのですが、この時に各パーツの発色の具合を確認しないで終わらせたので、パーツごとで色の差が出てしまいました。
そろそろ疲れが出てきて、集中力が切れてパーツを落としたり、塗装面を触ってしまったりしています。休憩は必要でしたね。15時6分。
ランドセルのバーニアにシルバーを吹きます。
流石にメタリックの後に洗浄せずに他の色を吹けないと思うのでこれを最後の塗装にしましょう。
3時35分。ここまで7時間、一度トイレに立っただけで、ずっと作業していました。さすかに疲れました。
エアブラシの洗浄をして、パーツを組み上げて完成終了16時2分、7時間半。
デカールも墨入れもしていませんが完成です。
こんなに長い時間、作業を続けられたのは、好きでは無い工程を挟まないからなんでしょうね。
後、どこかでハイパーバズーカにEXのクールホワイトを吹いた工程を飛ばしています。
パーツを組んだ状態で塗装する場合、稼働部分には気をつけていたのですが、肩の付け根の部分グレーの上腕にかかっている部分の下を塗り損ねていまして、シールドを横に構えると塗り損ねた所が見えてしまいました。あ〜あ、また気が向いたら治します。
今回はここまで、ではでは。